銀行員ネタ

【通帳の作り方】通帳を作るときに必要なものとお金を貯める2つのコツ!

銀行などで口座開設するときに、どのようなものが必要なのか知っていますか?

「印鑑だけあれば簡単にできる!」と思っている方もいるのではないでしょうか?

「子供の通帳を作りに行ったら、資料が足りなくて通帳を作ることができなかった」という方も多いですよね。

そこで、ここでは、お金を貯めたり管理するために必要な通帳の作り方と通帳にお金を貯めるちょっとしたコツを紹介します。

ぜひ参考にしてくださいね!!

 

目次

窓口での口座開設に必要なものとは?

銀行などの窓口で通帳を作るときには、必ず必要なものがあります。

足りないものがあると口座開設できないのでしっかり準備していきましょう!

・本人確認書類

・印鑑(シャチハタ不可)

・お金

基本的にはこの3点が必要になります。

ただし、本人確認書類によっては複数提示する必要があるものもあるので注意が必要です。

 

注意

例えば、写真付きの本人確認資料の場合は、どれか1つの提示で口座開設することができます。

しかし、写真なしの本人確認資料の場合は、別途本人であることを証明する資料などを提示する必要があります。

必要資料は、金融機関によって異なるので、事前に確認しておきましょう。

 

ポイント

顔写真付きの本人確認資料とは、運転免許証、パスポート、住民基本台帳カード(写真入り)、個人番号カード、各種福祉手帳(身体障害者手帳など)、在留カード、特別永住者証明書、官公庁から発行・発給された書類(写真付き)など

顔写真なしの本人確認資料とは、各種健康保険証、各種年金手帳、後期高齢者医療被保険者証、各種児童扶養手当証書、共済組合の組合員証・加入者証、印鑑証明書(通帳印として使用する場合)など

住民票の写し、住民票の記載事項証明書、戸籍の謄本または抄本(附票の写しの添付があるもの)、印鑑証明書(通帳印として使用しない場合)の場合は、正式な本人確認資料としては使用できないところが多いですが、別途本人であることを証明する資料としては使用できます。

 

 

未成年の子供の通帳の作り方

 

未成年の子供の通帳は、親が代理で作成することができます。

しかし、その場合でも子供の本人確認資料は必須です。

パスポートなどの写真付きの本人確認資料がない場合は、写真なしの本人確認資料と本人であることを証明する資料で口座開設することになります。

さらに、親が代理で子供の通帳を作成する場合は、親の本人確認資料の提示も必要です。

金融機関によって必要なものが異なるため、事前に確認しておきましょう。

メモ

銀行などの金融機関では大きなお金を引き出しするときに必ず本人確認をします。

その際、免許証などの公的な本人確認資料と筆跡で本人であるかどうかチェックするケースが多いです。

しかし、未成年の通帳を親が作成した場合、将来子供が大人になったときに筆跡確認できず困ることもあります。

そのため、親が通帳を代理で作成した場合は、いずれ子供の筆跡に登録し直したほうがいいでしょう。

 

 

窓口に行けない場合の口座開設方法

仕事などの都合で銀行の窓口が開いている時間帯に通帳を作りに行くことができない方もいますよね。

「窓口に行かないと通帳が作れない」と思っている方もいるでしょう。

ところが、今は便利なサービスが充実しています。

メガバンクなどでは、ATMコーナーにテレビ窓口が設置されていたりスマホのアプリを使ったりして口座開設できるところもあります。

また、郵送で通帳を作るサービスを行っている金融機関もあります。

通帳を作りたいけど利用したい金融機関に行けない場合は、窓口以外で口座開設できる方法がないか確認してみましょう。

また、口座開設に必要な本人確認資料も合わせてチェックしておくと事前に用意することができるのでおすすめです。

 

 

通帳にお金を貯める2つのコツ

せっかく通帳を作るなら、お金をしっかりと貯めていきたいものですよね。

そこで、通帳にお金を貯めるコツを紹介します。

私が銀行員だった頃、お金を貯める目的で通帳を作りに来店されたお客さまにおすすめしていたコツです。

ちょっとした工夫でお金が貯まる通帳にすることができます。

 

キャッシュカードを作らない

新しく作った通帳にお金を貯めたいのであれば、キャッシュカードを作らないという方法もあります。

キャッシュカードがあると、お金をATMでついつい引き出してしまいがちです。

ATMでお金を通帳に入れたい場合は、通帳があれば入金できるのでキャッシュ―ドがなくても困りません。

キャッシュカードがなくてもお金を貯めることが可能です。

だからこそ、お金を貯めるという目的で通帳を作るのであれば、使ってしまうリスクを取り除くことが大切です。

この機会にキャッシュカードを作らないという選択をしてみてはいかがでしょうか。

メモ

キャッシュカードは、口座開設時に作成しなくても必要になったときに後から作ることができます。

必要になったときに作れば、使わないまま保管する必要がないので便利です。

 

お金を貯める専用口座にする

通帳をいろいろな用途に使ってしまうとお金の管理がしにくいです。

例えば、給与の振込やクレジットカードの引落しなどに使ってしまうと、お金が貯まっているのかどうかわからなくなってしまいます。

そのため、お金を貯めたいのであれば、お金を貯める専用の通帳を作るのがおすすめです。

貯めるだけの通帳にしておけば、ぱっと見たときにいくらお金が貯まっているのかわかりやすいです。

ただし、金融機関によっては、総合口座通帳が1人1冊しか作成できないところもあります。

その場合は、普通預金通帳を作成したり、他の金融機関で新たに通帳を作ったりして対応しましょう。

メモ

総合口座通帳とは、普通預金と定期預金がセットになっている通帳のことです。

一般的によくある通帳が総合口座です。

 

 

通帳を作ってお金を貯めよう

新たに通帳を作る場合は、事前にどのようなものが必要なのか確認することが大切です。

必要なものが足りないと、通帳が作れず時間のムダになってしまいます。

そのため、利用したい金融機関のホームページをチェックしたり電話で問い合わせしたりして、必要なものを揃えてから出かけましょう。

また、通帳にお金を貯めたいのであれば、貯める工夫を取り入れてみるのがおすすめです。

新しく作った通帳にお金を貯めるために、あえてキャッシュカードを作らないお客さまも多いですよ。

ぜひ参考にしてみてください!!

 

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