銀行員ネタ

「学資保険のデメリット」学資保険よりも効率よくお金を増やす方法

子供のお金を貯めるために、学資保険を利用している方は多いです。

また、子供が産まれたら学資保険に入るのが当たり前だと思い込んでいる方もいます。

しかし、学資保険が子供のお金を貯める最適な方法であるとは限りません。

そこで、今回は学資保険のメリットやデメリットを説明するとともに、学資保険よりも効率よくお金を増やす方法を紹介します。

ぜひ、参考にしてみてください!!

 

目次

学資保険とは?

学資保険は子供のために加入する保険として有名ですが、その仕組みを理解されている方は決して多くありません。

そもそも学資保険とは、いったいどのような商品なのでしょうか。

学資保険とは、子供の教育資金を貯めるための保険商品です。

そのため、満期を子供の進学に合わせて設定し、お金を積み立てていきます。

学資保険の保険料は、一括や前納、毎月支払いなどから選択できるので、自分のスタイルに合わせて子供のお金を貯めていくことができます。

 

メモ

学資保険の満期を大学進学を迎える18歳や大学卒業の22歳に設定される方が多いです。

保険会社によって、さまざまな設定・保険金の受取方法があります。

 

 

学資保険のメリットとは?

学資保険には、子供のお金を貯めるためのメリットが3つあります。

 

預金よりも増える

学資保険の返戻率は、預貯金の金利よりも高い場合が多いです。

そのため、学資保険を利用することで、預貯金よりも多くのお金を子供に貯めることができます。

メモ

返戻率とは、払い込んだ保険料に対して満期時に戻ってくるお金の割合

 

計画的にお金を貯めることができる

学資保険に加入することで、計画的にお金を貯めることができます。

そのため、子供の進学のタイミングでお金をしっかりと貯めておくことが可能です。

保険金は、保有している普通預金や給与から自動的に引かれていくため、確実に貯めたい方には便利です。

 

契約者に万が一があっても満期保険金が支払われる

学資保険の大きなメリットは、契約者(親)に万が一のことがあった場合でも、満期保険金が受け取れるというところです。

契約者が病気や事故などで亡くなったり高度障害になったりした場合は、それ以降の保険金を払い込む必要がなく、契約時に定めた満期時の保険金を受け取ることができます。

自分に万が一のことがあっても子供の教育資金を準備することができるので安心です。

 

 

学資保険のデメリットとは?

学資保険はメリットばかりではありません。

そのため、学資保険を検討する場合はしっかりとデメリットを理解することが大切です。

 

自由に引き出しできない

学資保険は、期間が定められている商品なので、預金のように自由にお金を引き出すことができません。

もしもお金が必要になった場合は、解約する必要があるのですが、途中解約は元本割れする可能性が高いです。

 

満期まで保有しても元本割れする可能性がある

低金利が続いているため、学資保険の返戻率は、それほど高くありません。

条件が良い場合で110%前後ではないでしょうか・・・

むしろ、特約などをつけると、満期時に返戻率が100%を下回ることもあります。

つまり、せっかく長期に渡ってお金を預けたのに元本割れする可能性があるということです。

そのため、契約時には必ず事前にシミュレーションしてもらい、自分の目でしっかりと内容を確認しましょう。

 

インフレに対応できない

学資保険は、契約時に将来受け取れる保険金が決められています。

そのため、契約期間中にインフレになっても、保険金が増えるわけではありません。

インフレに弱いのが学資保険のデメリットです。

メモ

インフレとは、物やサービスの価値が時間とともに値上がりしていくことです。

つまり、お金の価値が下がることを意味しています。

 

メモ

例えば、現在1本100円のえんぴつが、10年後や20年後にインフレで500円出さないと買えなくなったとします。

その場合、今持っている100円は、10年後や20年後には同じ100円としての価値がないということになります。

つまり、物の値段が上がり、お金の価値が下がったということです。

 

学資預金よりも効率よくお金を貯める方法!

子供のためにお金を貯める方法は学資保険だけではありません。

そこで、今回は、学資保険よりも貯蓄性が充実している「低解約返戻金型終身保険」を紹介します。

ぜひ、学資保険と比べてみてください!

学資保険よりも魅力的だと感じる方が多いです。

 

低解約返戻金型終身保険とは

低解約返戻金型終身保険とは、途中解約した場合の返戻率が一般的な保険商品よりも低い終身保険です。

返戻率は70%前後の商品が多いです。

そのため、予め定められた保険料払い込み期間終了前に解約すると、預けたお金よりもかなり目減りした状態で返金されてきます。

ただし、その一方で、払い込んでいく保険料が安いです。

低解約返戻金型終身保険は、保険料払い込み期間が終了すると返戻率が一気に上がるのが特徴で、そのまま保有していれば返戻率はさらに上昇していきます。

また、保有している間は、死亡保障が一生涯続くので安心です。

 

低解約返戻金型終身保険のメリットとは?

低解約返戻金型終身保険のメリットは、3つあります。

・払込保険料が安い

・解約しなければ死亡保障が一生涯続く

・貯蓄性が高い

 

その中でも、貯蓄性が高いところが学資保険よりもかなり魅力的です。

学資保険の場合は満期がきたら終了ですが、低解約返戻金型終身保険の場合は解約しなければお金がさらに増えていきます。

解約しなければしないほど、お得にお金を貯めることができます。

学資保険よりも払込保険期間が短く設定でき、効率良くお金を増やすことができるのでおすすめです。

また、万が一のことがあった場合は、払い込んだ保険料よりもかなり多くの保険金を家族に遺すことができます。

長期的に子供のお金を貯める方にはぴったりの商品です。

 

子供のお金を貯めるなら「低解約返戻金型終身保険」がおすすめ!

子供のお金を貯めるには、さまざまな方法があります。

もちろん、教育資金を貯めるために学資保険を利用するという方法もあるのですが、違った角度から物事を考えてみることも必要です。

例えば、学資保険で満期がきても、そのお金を子供の学費などに使わず子供のために貯め続けている方もいます。

しかし、学資保険は長期に渡ってお金を貯めても、満期がきたら学資保険のメリットは終わってしまいます。

一方、低解約返戻金型終身保険であれば、保険料の払込期間が終了しても、解約しなければお金は増え続けていきます。

払込期間終了後に子供の学費などでお金が必要になった場合は、高い返戻率で解約することも可能です。

また、保有してい間は、生涯死亡保障が続くので、子供にお金を遺すという目的で利用するのもおすすめです。

長い目でみたときに、学資保険よりも低解約返戻金型終身保険のほうがメリットは大きいのではないでしょうか。

低解約返戻金型終身保険は、私が銀行員時代に多くのお客さまからご契約いただいた商品です。

子どものお金を積み立てる目的だけでなく、定期預金の代わりとしても利用される方が多かったです。

そして、私自身も子供のお金を貯めるために保有している商品です。

一度検討してみてはいかがでしょうか。

 

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