大口定期預金などの定期預金の金利に不満を抱いていませんか?
「預けたままもっとお金が増えたらいいのに・・・」と思っている方も多いのではないでしょうか。
でも、預けたお金が減ってしまうのは嫌ですよね・・・
減らない仕組みを利用してお金が増やせる方法があったらいいと思いませんか?
そこで、今回は、定期預金の「減らない」というメリットを活かしながらお金が増やせる保険商品を紹介します。
目次
大口定期預金や定期預金のメリットとは?
大口定期預金などの定期預金金利はとても低いですよね。
でも、定期預金という商品にはメリットが4つあります。
・普通預金の金利よりも高い(お金を増やせる) ・お金を自由に引き出しできない ・将来のためにお金を確保できる ・預けたお金は減らない(元本割れのリスクがない)
そのため、「お金を貯める」という目的でお金を預けている方にはぴったりの商品です。
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大口定期預金や定期預金にしている理由
お金を増やす商品は、大口定期預金や一般的な定期預金だけではありません。
外貨預金や投資信託、株式投資、債券投資などさまざまな商品を利用して運用する方法があります。
それなのに、どうして定期預金を選択されるのでしょうか。
・数年後に使う予定がある ・運用商品の知識がない ・他の運用でお金が減るのが恐い
このようにいくつか理由が考えられます。
その中でも、余裕資金(使う予定のないお金)を定期預金にされている方は、「お金が減る」ことに抵抗を感じ定期預金を選択しているケースが多いです。
つまり、定期預金の「お金が減らない」ところにメリットを感じているのです。
定期預金のメリットを活かせる保険商品とは?
「資産運用」「投資」という言葉から、「お金が減る」というイメージを抱く方は少なくありません。
「お金が減るのが嫌だから運用はしない」という方もいます。
でも・・・実はお金を減らすことなく運用できる商品も存在します。
それが、金融機関で取り扱っている保険商品です。
保険というと、「病気や事故、亡くなったときにお金がもらえる」と思われがちなのですが、銀行などで取り扱っている保険商品の中は資産運用を目的としたものもあります。
つまり、「減らない」という保険の仕組みを使ってお金を増やすことができます。
メモ
金融機関によっては、保険会社のように病気やケガに備えた医療保険や学資保険などを用意しているところもあります。
保険の種類別メリット
投資目的で保有する保険にはどのようなメリットがあるのでしょうか。
そこで、変額年金保険と定額年金保険のメリットを紹介します。
変額年金保険(投資型年金保険)のメリットとは?
変額年金保険とは、投資信託で運用していく保険です。
そのため、保有期間中は、運用実績に応じて預けた保険金額(一時払保険料)が上がったり下がったりします。
当然、保険金額が下がっているときに途中解約する場合は、解約返戻金が目減りした状態で戻ってくるの注意が必要です。
しかし、変額年金保険の中には、予め定められた期間まで保有した場合、運用実績が悪くても元本額相当の保険額の支払いが保証されている商品があります。
つまり、減らない保証をつけながら運用できるということです。
もちろん、満期の時点で運用実績が好調であれば、預けた金額よりも多いお金が手元に戻ってきます。
減らないガードをつけながら運用できるところは大きなメリットです。
定期預金に長期的に預けたままになっている方が、定期預金の代わりに保証付きの変額年金保険で運用されるケースが多いです。
満期になったお金は、一括で受け取ったり年金として小分けに受け取ったりする方法があります。
メモ
変額年金保険には、運用実績に応じて最低保証額が増えるラチェット型というものもあります。
ラチェット型であれば、保有中の利益を逃すことなく受け取ることができます。
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定額年金保険のメリットとは?
定額年金保険は、契約時に運用予定利率があらかじめ決まっている商品です。
そのため、定期預金のように将来受け取る年金額が決まっています。
変額年金保険のような積極的な運用ではないため増える金額は大きくありませんが、定期預金よりも利率が高いのでおすすめです。
ただし、途中で解約すると元本割れするので注意しましょう。
満期になったお金の受け取りは、一括受取したり年金受取したりすることができます。
定期預金にはないメリット「遺せる」
保険商品には、定期預金にはないメリットもあります。
それは、家族にお金を遺せるというところです。
保険商品を契約する際、亡くなった場合に備えて保険金の受取人を決める必要があります。
つまり、保険の仕組みをつかって、お金に家族の名前をつけることができます。
また、保有していた保険を家族が保険金として受け取る場合は、運用実績が悪い場合でも預けた元本額相当の保険額もしくはそれ以上が支払われる場合が多いです。
さらに、保険金として受け取る際には、相続税の非課税枠を使うこともできるので、相続時のメリットを受けることもできます。
自分だけなく家族のためにも運用できるのが、保険商品の良いところです。
大口定期預金などを保険商品で賢く運用してみませんか?
銀行などで取り扱う保険商品の中には、満期まで保有することでお金を減らすことなく運用できるものがあります。
そのため、「運用に興味はあるけどお金が減るのが怖い」という方にはおすすめです。
また、万が一亡くなった場合は、保険金として家族のお金を遺すこともできるため、定期預金にはないメリットを活用することができます。
実際に私が銀行員だったころ、たくさんのお客さまに保険商品を提案しました。
特に使う予定がなく大口定期預金や定期預金に預けたままになっていたお客さまが保険商品にされることが多かったです。
その中でも、保証付きの変額年金保険は人気がありました。
定期預金よりも楽しくお金を増やすことができるだけでなく、減らない仕組みがあるところは大きな魅力です。
ぜひこの機会に、定期預金で預けたままになっているお金を保険商品で運用してみてはいかがでしょうか。
注意
ただし、保険商品はメリットだけではありません。
保証がない商品もあります。
保険商品を検討する際は、リスクをしっかりと理解し契約することが大切です。
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