ゴロコのつぶやき 家族のこと

母を介護施設へ入居させます③ 介護による犠牲者

母を介護施設へ入居させます② の続き



 

これまで介護施設入居を拒否し、
一人暮らしをしていた96歳の祖母

 

祖母の介護老人保健施設への入居を決めたのは
あることがきっかけとなった

 

今から1カ月ほど前の話だ
自宅でヘルパーの訪問介護を受けていた際、
急に意識が遠のいた

 

たまたま叔母が来ており、
急いで救急車を呼んだ

 

診断の結果は、誤嚥性肺炎
年齢的にも高齢であるため、
数日が山場だ
誰もが祖母の死を覚悟した

 

ところが・・・
予想に反し、メキメキと回復をみせる祖母
さすが96歳まで生きてきただけある

 

意識ははっきりし、
食事も軟飯を食べられるようになった

 

ただ、
数日間、寝たきりの生活が続いたため、
あっという間に体力が衰えた
何をするにも介護が必要となった

 

そんな祖母ではあるが、
退院後は自宅での生活を強く希望
そのため、リハビリに励んだ

 

できれば元の生活に戻してやりたい
誰もがそう思うわけだが、
現実には厳しいことであることは誰もが感じ取っていた

 

自宅へ帰ったとしても、
必ず家族の介護が必要だ

 

病院からも治療終了を告げられ、
退院後の行き先を早急に検討するよう打診された
医師の見解としても一人暮らしは無理だとの判断だった

 

早々に介護施設入居を検討したのが、
伯父と叔母だ
入院前の祖母と今の祖母とでは現状が大きく異なる
1人暮らしをしていた時でさえ、介護の必要性を痛感していた

 

一方、介護施設への入居を最後まで反対していたのが父だ
・家に帰りたいと言っているのだからかわいそうだ
・体力が回復してくれば、元の生活ができる
・婆さんが施設入居を絶対に拒否するはずだ
とにかく否定的は考えしか言わなかった

 

紹介された施設の見学に行く伯父と叔母
父だけは頑なに拒否した

 

家族会議が実家で繰り広げられる
その一部始終をきいていた私

 

結論から言って、
父の発言は無責任そのもの
介護の大変さを知らないからこそそんなことが言えるのだと私でさえ思った

 

自分が祖母の介護をしていると言っても
週末に病院に連れていくだけ
週末に様子を見に行っているといっても、
母の作った食事や弁当を買って持っていくだけ
排便などの世話をしたこともない

 

父のフォローをしているのは母だ
いつも母が父の代わりにあれこれ祖母のために動いている
祖母の介護で母が犠牲になっていることを全く知らない
父は介護した気になっているだけだ

 

だからこそ、
祖母が介護施設へ入居しなくても生活できるとか、
入居しなくても家族でサポートすればいい、と主張する

 

自分の父親ではあるが、
現実味のないことばかりを言うので呆れてしまった

 

もちろん、父の気持ちもわかる
祖母の希望を叶えてやりたいと思う気持ちもわかる
ただ、現実を見なければならない

 

車イス生活となった祖母
自宅でどう過ごすというのか・・・
当然ながら自宅はバリアフリーになっていない

 

食事をするにも排せつをするにも、
必ずサポートがいる

 

夜は数時間事に起きる
毎日交代で寝泊まりするにも
それぞれの家庭や仕事があるのだから限界がある

 

現実を考えると
問題点は山ほどある

 

そして一番の懸念は・・・

 

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