中学生闘病記

中学生闘病記② 15歳の高校受験生の身体をむしばむ病 原因不明で不安な日々 




中学生闘病記
この話は、私が当時中学3年生だった夏頃から始まる出来事だ
今から約20年ほど前の話である

 

中学3年生といえば、年齢は15歳
この年齢にもなると子供とはいえ、分別の理解はある
身体は大きく成長し、思春期を迎える子もいる
大人のような生意気な考えや意見を言うような年頃だ
大人に近い子供である

 

そして、中学3年生といえば、高校受験
私自身、、受験のために塾へ通い、
夜遅くまで勉強する日々を送っていた

 

学力はトップレベルというわけではないが、
県内ではそこそこの高校を狙える学力はあった
すでに志望校は決まっており
あとは合格できるよう必死で勉強するだけだった

 

家でも塾でも勉強・勉強と追われる日々
正直、こんな毎日を嫌だと思うことも多々あった
逃げ出したい、辛いと思うこともあった

 

そんな頃だ
私の体調にある異変が起こり始めた

身体がだるい
微熱が続く

風邪だと思い、病院を受診
案の定、風邪薬を処方された

 

ところが、一向に体調が回復しない
むしろ、悪化をしている

 

風邪のような症状が続く
仰向けで寝ると息苦しい

 

そんなある朝、
母が私の顔をみて驚いた

 

顔が浮腫み、
瞼がパンパンに腫れていたのだ

 

「夜、泣いて寝たの?」
母が私の顔をみてそう聞いたぐらいだ

 

泣いて寝た覚えはない
仰向きで寝ると息ぐるしいので
身体を横にして寝ただけだ

 

この症状は、さすがにおかしい・・・
どうやら危機感を感じ取った母

 

その日はなんと学校の中間テストの最終日
受験生にとって、中間・期末テストは
通知表の内申点に関わる重大テストだ

受験生である以上、このテストを欠席することはありえない
そのため、一旦は学校へ行きテストを受け、
テスト終了後に病院へ直行した

 

私の浮腫んだ顔をみて、
ただ事ではないと判断した母
向かった先は、町医者ではなく、
ある市民病院だった

 

問診から始まり、
診察を受ける
内診するも、原因が特定できない

 

とりあえずは浮腫みを軽減するような薬を処方され、
経過観察となった

 

ところが、薬を飲んだところで改善されることはなく、
体調は悪化する一方だった

 

仰向けで寝ることができないだけでなく、
身体を横にして寝ても息苦しさを覚えるようになった
身体の上半身がひどく浮腫み、
軽く触られるだけで痛みが走るようになった

 

原因が特定できない
経過観察している間にも体調が悪化していくだけだ

 

それでも、受験生であるという自覚から
その間、学校へ通い続けていた私
風邪なのか、病気なのか、すぐに治るのか
それすらわからない

 

でも、身体は動く
じっとしていれば、授業は受けられる
そんな日々が1ヵ月ほど続いていた

 

そんな不安の状態であることを
母の妹である叔母が、友達の看護婦へ話した
その看護婦は別の市民病院も小児科の入院病棟で勤務していた

 

その様子はただ事ではない
彼女の勤務している市民病院の小児科の院長は
名の知れた名医であり、
紹介するからすぐに診てもらったほうがいい、と
診察が受けられるよう口利きをしてれた

そして私と母は・・・









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