中学生闘病記

中学生闘病記⑯ 友達に会いたくない 友達から病気で嫌われることが恐かった私





そんな私には、中学校で仲の良い友達がいた
私が病気であり入院したことをきき、お見舞いにきてくれた

親といっしょに病室まで来てくれた友達
親からおこずかいをもらい、電車とバスに乗って来てくれた友達
手紙をくれた友達もいた

 

入院した私のこと気にかけてきれたことが、
とてもうれしかった
毎日学校出会っていた友達
毎日たわいもない話をしていた
友達がお見舞いにきてくれたとこで
忘れかけていた友達との時間を思い出し自然と笑顔で話している自分がいた

 

そんな私の表情をみて、
母もにっこり笑っていた
毎日、どこか暗い顔をし、
先の見えない苦しみと闘っている
そんな私から笑顔が出たことがうれしかったのだと思う

 

高校受験で大切な時期であるのに、
わざわざ足を運んでくれた友達には本当に感謝の気持ちでいっぱいだった

 

ところが、治療が進むにつれ
私の心境に変化が現れた
友達に会いたくないのだ

 

ステロイド治療で体重の増加した自分
髪の毛の抜けた自分
元気だった私の面影はない

 

そんな私をみたら友達はどう思うのだろうか
気持ち悪い
病気がうつりそう
そう言って自分から離れていってしまうのではないか
友達に嫌われたくないという恐怖が襲ってきた

 

保育園や小学校からずっといっしょだった友達
中学校から一緒になった友達
友達と過ごす時間はとても楽しかった

そんな毎日が当たり前だと思っていた

 

でも・・・
自分が友達だと思っていても
入院し、治療をしていることで避けられるかもしれない
そう思うだけで悲しくなった

 

会いたくない
嫌われるくらいなら会わないほうがいい
次第にそう思い心を閉ざすようになった
自分から壁を作ってしまったのだ

 

でも、それが大きな間違いだったことに後から気が付いた
友達との関係を信頼していなかったのは私であり、
自分にとってかけかえのない友達に対して
病気を理由に自分から遠ざかってしまったことを恥ずかしく思った

 

千羽鶴を折ってくれたり、
学校での出来事をノートに記して渡してくれた
励ましのメッセージもたくさんもらった

 

もちろん、病気になったことで、
「病人」とか「かわいそうな人」と
どこか軽蔑する目でみた同級生もいたことは確かだ

 

でも、病気になった私を見捨てなかった友達とは、
今も連絡をとりあい、
家族ぐるみで遊んだりしている

 

友達から当時のことをきかれたことは一度もない
当時の私の様子を知っていて辛い経験だったことも十分知っている
だからこそ、触れてはいけない過去だと思っているのかもしれない

 

私自身、当時の話をきかれても何とも思わない
むしろ、当時のことを私のほうから振り返り、
友達に感謝したいくらいだ

 

病気を患っても
容姿が変わり果てていても
態度を変えることなく普通に接してくれた友達

彼女たちにどれだけ救われたことか・・・

 

ありがとう
ずっといっしょにいてくれてありがとう
大人になった今でも、その優しさに心から感謝している

あなたは・・・







飲むだけ簡単ダイエット【重ね発酵ハーブ茶】

ViViにも特集された、話題沸騰の美肌成分も配合されたバストクリーム【マニグランド】

-中学生闘病記

© 2020 にこタイムズ