中学生闘病記

中学生闘病記⑩ 15歳の私の病名は「悪性リンパ腫」 治療方法は「抗がん剤治療」  





手術の結果、
病名と治療方法が両親に打診された

 

「悪性リンパ腫」
これが中学3年生、15歳の私の病名だ

 

悪性リンパ腫とは
血液細胞に由来するがんの1つで、白血球の1種であるリンパ球ががん化した病気
いわゆるガンだ

 

ところが、私の場合、病名は「悪性リンパ腫」であるが、ガンではない

胸部切開し腫瘍を確認したところ、
血管に腫瘍が巻きついていたらしい

そのため、切除は不可
そのかわり、投薬治療で完治できるという見解に至ったという

 

リンパ節が腫れあがり、悪性の腫瘍であるが、
ガン細胞ではなかった
当時、私と同じような前例がなく、
病名もなかったことから「悪性リンパ腫」という病名となると
医師から説明があった

 

子供が「悪性リンパ腫」と診断され、
両親は絶句したに違いない

 

ただ、院長先生の話によると、
実際に腫瘍を目視して完治できると確信したという

治療を乗り越えれば、
あの時の出来事は何だったのか、と思えると勇気づけられたという

 

ガンではないが長期治療が必要
当時、中学3年生だった私の中に「悪性リンパ腫」という言葉は存在していなかった
ガンならば、余命宣告され死に至ることもあることは知っていたが、
悪性リンパ腫に対しての知識はない

 

悪性リンパ腫だとこの先私はどうなるのだろう・・・
私にとっては完全に未知なる領域だった

 

入院し約1か月
やっと病名と治療方法が決まった

この道のりですら私には地獄の日々だった
入院してから毎日続いていた点滴
血管がつぶれるたびに点滴の注射針を刺しなおす
手や腕は刺された痕や点滴が漏れたりし、
内出血した痕だらけだ

 

そして、手術後からは、
股の付け根部分に太い血管につながる点滴用の器具が装着されていた

 

長期戦であることの証拠だ
点滴治療の始まりであり、地獄の第2ラウンドの始まりだった

そんな私の治療法は、
「放射線治療」と「抗がん剤治療」だった
ガンではないが、ガン治療と同じ治療が施された

 

先のみえない治療が始まった
暗い闇の始まりだ
今まで経験したことのない絶望の日々が待っていた

 

こんな自分の未来が想像できていただろうか・・・
病気ひとつせず、健康で過ごしてきた日々
自分が病気を患い治療づけの日々を送るとは
1ミリも想像していなかった

そして、私の家族の人生は・・・









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