ゴロコのつぶやき

人には言えない私の密かな楽しみ  



私には、
人にはなかなか言えない密かな楽しみがある

 

楽しみといっても
小さな楽しみだ

そして地味な楽しみでもある

 

とにかく待ち遠しい日々を過ごしている

 

この楽しみのために
この1年ほど長い長い地道な道のりを歩んできた

 

最初から楽しみだったわけではない
むしろ、どうでもよかった
面倒だとも思っていた
ところが、いつの間にか私の中で密かな楽しみへと変わっていった

 

そんな私の密かな楽しみとは・・・
カブトムシの幼虫を育てていること

 

マニアックだ
マニアックすぎる

 

そして、私は虫が嫌いだ
見るのも嫌、触るのも嫌・・・

 

そんな私がカブトムシの幼虫を育てている

 

育てているという言い方には語弊がある
正確には仕方なしに育てていた

 

去年の夏、
我が家はカブトムシだらけだった

 

とにかく昆虫好きの息子
出かける先々でカブトムシをもらっては、
大量のカブトムシを飼っていた

 

夜になるとブンブン飛び回る音がする
その音が気味悪く
気になって寝れない日もあった

 

中には虫かごから脱走したカブトムシもいた
悲鳴の連続・・・
私にとっては地獄の夏
カブトムシを飼うことは懲り懲りだと思っていた

 

ところが・・・
夏が終わり、あの世へ旅立っていったカブトムシたちから
困ったことに卵のプレゼントが・・・

 

発見したときは、
「げ~!!!!!」と思ったのだが、
育てると言い張る息子

 

成虫になるまでは、外には出てこないし
何の害もないか・・・
卵から育てることも勉強だな・・・と思い
そのまま育てることを了承した

 

虫かごの中に土を入れ、玄関に放置
そのまま数ヵ月すっかり忘れていたわけだが、
ある時、ふと虫かごをみて、
思わず悲鳴を上げてしまった

 

なんと、大きな幼虫が姿を現していた
幼虫をみて思わず絶句
大きくてとにかく気持ち悪い
虫かごの中に幼虫がゴロゴロいるかと思うと、
恐ろしくて仕方がなかった

 

幼虫をみて、喜ぶ息子
虫かごの下を覗くとゴロゴロと幼虫がいた
最初のうちは物珍しく
毎日のように虫かごを眺めていた息子

 

ところが
眺めて喜ぶだけで全く世話をする様子はない

 

世話といっても
幼虫がエサを食べるわけではないので、
土を入れ替えたり水をかけてやることぐらいだ

 

気づけは私が世話係になっていた
虫は嫌いだが、卵の頃から知っている仲だ
そんな幼虫たちを見捨てることができなかった

 

気づけば水をかけ、
恐る恐る幼虫の様子を確認
日に日に体格が大きくなっている
長い付き合いではあるが、毎回気持ち悪いと思ってしまう・・・

 

そんな幼虫たちであるが、
時期的にそろそろさなぎへと成長していく頃だろう
いつになったらカブトムシとして外へ出てくるのだろう・・・

 

虫嫌いな私が長い月日をかけて世話してきたカブトムシ
気持ち悪いとは思うが、どこか愛着がある
そのカブトムシが外の世界へと出てくるのが
何とも待ち遠しい
そしてそれが私の密かな楽しみなのである









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