ゴロコのつぶやき

遺族に必要とされる商売 遺品整理業者が成り立つワケ



世の中にはおもしろい商売がある
こんなことを商売にするなんて・・・
そう驚かされるものも多い

 

すばらしい発想だと思うものもあれば
人の弱みにつけこみ金儲けするなんて・・・と
少々否定的に捉えられるものなど
とにかくいろいろなものがある

 

ただ、一つ言えることは、
どの商売も必要としている人がいるから成り立っているということ

 

商売は世の中のすべての人から求めらる必要はない
この人には不必要な商売でも、
あの人には必要な商売だということもある

 

もしかしたら今は必要としていなくても、
今後必要となるかもしれない

 

様々は人間が存在する世の中だ
様々なニーズが存在して当たり前だ

 

そんな商売の一つに
遺品整理業者がある

 

以前の私なら、
こんなことを商売にするなんて信じられない、と
否定的な考えをもっていた

 

亡くなった人の遺したものを片付ける
家族でもない他人が故人のものを片づけるわけだ
言い方は悪いが、他人が人のものをポイポイ捨てていく
故人のものをゴミのように捨ててしまう

 

なんとも冷酷な商売である、
そんなことを商売にするなんて・・・
そう思っていた

 

ただ・・・
遺品整理業者に対して否定的な考えを持っていた私だが、
これは必要な商売なのかもしれないとふと思い始めた
この商売を必要としている人は多いのかもしれない・・・と思い始めた

 

なぜか・・・
その理由はたった一つ
故人の遺品整理が必要となったからだ

 

今から10年ほど前に祖父が他界した
祖母は健在なのだが、この10年の間に認知症がかなり進行し
数か月前に特別養護老人ホームへ入居した

 

生前、祖父母が住んでいた家は老朽化が進み、
家は傾き、雨漏りがひどく人が住める状態ではなくなった
そのため、祖母が老人ホームへ入居したタイミングで
家を解体することにした

 

祖父が他界しても、
祖父のものは手付かずで残っていた
着ていた服、使っていたもの、とにかくほとんどそのままになっていた

 

捨てるという発想は全くなかった
祖父のものはすべて祖父の思い出のつまったものであり
捨てられない
ずっとそう思ってきた

 

ところが・・・
家を解体することになり、そうは言ってられない状況に

 

祖父のもの、そして祖母の使わないものを手離す必要が出てきた
手離すという言い方は聞こえがいいが、
捨てるということだ

 

ところが、捨てられない
服、一枚捨てるだけなのに
その服をみるだけで祖父や祖母との思い出が蘇る
捨てなけでばならないと思うのに、
懐かしい・・・という思いが優先されてしまう

 

特に母や叔母は
服をみては思い出にふけり、
写真をみては昔を懐かしむ
一向に作業が進まない

 

わかるよ、その気持ち
捨てられない、捨てたくない・・・
そう思う気持ちが十分わかる

 

でも、手放さなければ・・・
思い出のあるものを捨てなければならないんだ・・・
故人の物を捨てるということは家族には酷な作業だ

 

だからこそ、
遺品整理業者が成り立つんだな
自分が遺品を整理する立場になって初めてそう思った

 

もちろん、片付けが面倒だから・・・と依頼する人もいるだろう
その一方で、思い出がありすぎて自分では捨てられない、
他人でなければ整理できない、
そう思う人たちが意を決して依頼することもあるのだろう

 

うまい商売だな・・・と思う反面、
必要としている人がいるんだな・・・と
何だか妙に納得してしまった

 

とはいえ、業者に依頼することなく自分たちで祖母宅を片付けたわけだが、
祖父母たちとの思い出あるものを捨てることは
本当に胸が締め付けられるものがあった
自分たちで思いであるものをゴミ袋に捨てるのだ
とても大切なものを手離す寂しさでいっぱいだったことは言うまでもない

 



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