忘れられない人 将来の安泰より自分らしく突き進む生き方を選んだ彼

私には忘れられない人がいる
突然、私の前に現れたかと思えば、
あっという間に私の前から去っていった

 

とにかく私の銀行員人生の中で
私に強烈な印象を与えた人物であり、
破天荒すぎる男だった

 

年下のくせに私にはタメ口
給与が入ればあっという間に使ってしまう
上司、同僚をどこか見下しており、
銀行の職場に対しての不満を私にぶちまける

時には上司や同僚に愛想笑いしている私をみて
バカげていると非難した

 

曲がったことは嫌いなようで、
私が言われると痛いことをとにかくズバッとついてくる
ここまで物怖じせず強気な発言をしてくる同僚はいなかった
そして、ここまで先のことを考えない人間は初めてだった

 

ただ、彼の言うことは正直当たっていた
確かにそうだな・・・と思う部分も多かった
当たっている分、言われて腹が立つこともあった

 

でも、社会人だ
銀行という職場に勤めている以上、
上司に従っていくのは当たり前
自分とは合わない同僚に対しても大人としてきちんと対応する
それが当たり前のことであり社会人としての常識であると思っていた

 

そんな彼が突然、銀行を辞めると言った
有名大学出身で総合職の銀行員だった彼
今のままなら給与水準も高い、ボーナスもいい
サラリーマンとしては高水準の条件がそろっている

当時は安泰と言われていた銀行員だ
このまま銀行に勤めていれば不自由しないはずだ
それなのに、どうしてこの地位は名誉を捨てようとするのだろうか・・・
当時の私には理解できなかった

 

苦労して就職したのに、
どうして自らその職を捨ててしまうのか・・・
彼の決断を正直バカだと思った
このまま銀行で働き続ければサラリーマンとして勝ち組になれるのに、
自ら厳しい道を選ぶなんて馬鹿げていると思った

 

ところが、彼は踏み留まることなく
あっさりと銀行を辞めた
銀行を辞め、海外へと飛んで行った

海外で仕事をするわけでもない
ただただ、自分探しでもするかのように
海外へと旅立っていった

人生は一度きりだ
自分の人生を楽しむべきだ
自分のやりたいことをやるべきだ
そう言って銀行をやめ、放浪の旅に出た

 

将来を見据えていない彼の行動を
当時の私は完全否定していた
バカな選択だと思った
いつまでも学生気分を追い求めていて、
社会人としての自覚がなく情けないとも思った

 

ところが・・・
銀行を辞めた今、ふと彼のことを思い出すことがある
当時の彼の選択は、決して間違っていなかったのではないか、と思う自分がいる

 

男としての彼の選択は、
守るものがないからこそできた決断でもある
これを既婚の男性がするものならば、
私は猛反対するだろう

家族がいる身で自分本位のことをするなんて薄情すぎる
家族を守るためにも銀行に留まるべきだと主張するだろう

 

ただ、1人の人として考えた場合、
一度きりの人生を追求していくことは否定しない
銀行に縛られていた間、
出来なかったこと、諦めたことは多い
その時やっておけばよかったと今になって思いことはある

そう思うと、
地位や名誉を捨て自分の道を追い求めていたら
こんな後悔はなかったのかもしれないとも思う

今になって当時の彼の行動力をうらやましく思う
彼のように破天荒な人生を送ってみたかったとも思う
そんな勇気があったらいいのに・・・と思う

 

結局、私は守りの固い人生を歩んでいる
根が頭の固い人間なので、
例え、過去に戻ったとしても、
銀行員としての安泰した職を手離すことはなかっただろう

 

だからこそ、新たな道を切り開く人生には憧れる
自分の思うままに突き進む人生に憧れる

 

人生は一度きりだ
過去には戻れない
前に進むしかない

 

銀行を退職し、
そのしがらみから解放されたからこそふと考える
私は何がしたいのだろう・・・
これから何ができるのだろう・・・

そんな未来の自分を想像するとちょっぴりわくわくする
きっと早々に銀行を辞めた破天荒な彼もそんな気持ちだったのだろう

 

人生は一度きり
それなら後悔しない人生を歩みたい!!

銀行に勤めていたときにはかなり保守的だった私が
考えられないような前向きは考えをしている
退職したことでどこか吹っ切れた自分がいる
今はそんな自分がけっこう好きだ

 

 

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